- 2023/06/19
- ひとこと美容講座
ひとこと美容講座「チョコレート」
今回のテーマは「チョコレート」について。
甘いチョコレートにサクサク生地のクッキー。
チョコレート菓子って本当においしいですよね。
ただ「チョコを食べるとニキビが出来る。」と聞いたことはありませんか?。
今回の記事では「チョコを食べるとニキビが出来るのか。」についてお話していきますね。
チョコを食べるとニキビが出来る?
結論から言うと、「チョコ」を食べてニキビが増えるのではなく、「チョコレート菓子を食べてニキビが増える」が正しいと思います。
チョコレートの主成分と言えば、「カカオ」です。
チョコレートは発酵させたカカオに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて塗り固めたお菓子の事です。
カカオ自体は苦みや渋み、酸味が強くそのままでは食べるのが難しい人が多く苦みを和らげるために砂糖、味をまろやかにするためにミルクなどを加えてチョコレートを作っています。
それにプラスしてくちどけをよくするために「ショートニング」や「植物油脂」などを含んでいるのですが、今回のキーワードは「植物油脂」です。
この植物油脂という表記ですが、実はこの中にはいろいろなものが含まれています。
どういうことかと言うと、加工食品には必ず成分を表示する義務があります。
ただし「植物油脂」は別で、メーカー側が配合している油脂について詳細を明記したくない場合、「植物油脂」として、まとめて記載する事が可能なんです。
つまり、私たちは植物油脂の中に何が入っているか把握する事が出来ないんですよね。
※メーカーによっては植物油脂の中身の詳細を明記しているところもあります。
この植物油脂に多く隠されているのが「トランス脂肪酸」や「飽和脂肪酸」を多く含む植物油脂です。(あまり体に良くないとされているものがメインですね。)
「脂肪酸」自体は悪いものではないのですが、トランス脂肪酸とは科学的に処理した場合にしか出てこない形の脂肪酸で、体内での分解がしにくく残りやすい為、摂取量が多いのは良くないとされています。
分解されず体に残ることで皮脂の原料となり、皮脂分泌量が増えてニキビなどの肌トラブルに繋がる事が多いんです。
逆に植物油脂だけど、体に害のないとされている「ココアバター」などは隠されずにちゃんと表記されていることがほとんどです。
余談ですがこれは、化粧品業界の「香料」と似ている部分でもあります。
化粧品も必ず配合成分を明記する必要がありますが、「香料」については何が入っているか隠すことが出来ます。
つまり、「香りづけ」の目的として入れている成分については、「香料」と書けば明記する必要がないということなんです。
もちろん意図して隠しているメーカーと隠していないメーカーがあるので一概には言えませんが、自分が使っているものの中にわからないものが入っているかと思うと少し怖いですよね。
肌は化粧品ももちろん大事ですが、摂取したものから作られるので、何が入っているかわからない「植物油脂」と書かれているものはできれば避ける、少しずつ減らしていく方が無難です。
植物油脂が入っていないチョコレート
実際に市販のチョコレートはほとんどが「植物油脂」と記載されています。市販のチョコで書かれていないものとしては、
- 明治「ミルクチョコレート」
- 明治「チョコレート効果」
- 森永「カレ・ド・ショコラ(カカオ70)」
- HERSHEY’S(ハーシーズ)「キスチョコレート」
- ROYCE(ロイズ)「ピュアチョコレート(スイート&ミルク)」
などが挙げられます。ホワイトチョコはなどは高確率で「植物油脂」が入っているので、ROYCEのホワイトチョコレートなどがオススメです。
チョコレートは植物油脂入りでないものを
ってことで、今日のひとこと美容講座まとめ。
今回はこの辺で終わりにします^^
何かご相談があればこちらからご連絡くださいね^^お待ちしています。
ドクターRe9 加藤