- 2023/06/14
- ひとこと美容講座
ひとこと美容講座「日焼け止め」
今回のテーマは「日焼け止め」について。
紫外線の強い時期となり、日焼け止めが欠かせなくなりましたね。
私も毎日SPF50 PA+++++の日焼け止め下地を使用しています。
日焼け止めを使用すると気になるのが「塗り直し」。
「2~3時間毎に塗り直してください。」と言われる事が多いですが、私は7,8月以外は基本塗り直ししません。
塗り直しをしていない理由は、「紫外線散乱材の日焼け止め」を使用しているからです。
紫外線吸収剤と紫外線散乱材
日焼け止めには2種類の紫外線防止効果があります。
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱材」です。
このような特徴があるのですが、もう一点大きく違う点があります。それは、光劣化するかしないかです。
光劣化しにくい成分もありますが、多くの紫外線吸収剤は光劣化しやすいです。
太陽の光を2~3時間浴びる事で紫外線防止効果が失われていきます。そのため2~3時間の塗り直しが推奨されています。
一方、紫外線散乱材の日焼け止めは光劣化しません。
太陽の光をどれだけ浴びても紫外線防止効果を損なうことはないんですが、注意事項があります。
紫外線散乱材は光劣化しない代わりに物理的な刺激に弱いということです。
物理的とは、「汗」や「触る(ぬぐう)」といった行為のことです。
紫外線散乱材の日焼け止めは汗や、その汗をぬぐう為にハンカチでぬぐったりすることで紫外線防止効果が減少します。
ですので、日中汗をかく場所に2時間以上いる場合は日焼け止めを塗り直す必要が出てきます。
ただ、毎日の通勤や春先や秋先など汗をそんなにかかない時期であれば日中外にいても、紫外線散乱材の日焼け止めを塗っていてれば塗り直す必要はないかなと思います。
成分名
では、紫外線吸収剤とは表示名で言うとどんな成分なのかというとこちらになります。
・酸化チタン
・酸化亜鉛
・酸化セリウム
逆に紫外線吸収剤の有名成分としてはこちら。
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・ジメチルPABAオクチル
など。
商品の後ろの成分名のところに書いてあるので、ぜひご自身の日焼け止めの成分を確認してみて下さい。
何もない日は紫外線散乱材の日焼け止めを使用。
アウトドア時はこまめに日焼け止めを塗り直す。
と、メリハリをつけて過ごすのがベストです!
最後によくある日焼け止めの質問についてもご回答しますね。
ってことで、今日のひとこと美容講座まとめ。
※7,8月以外。
今回はこの辺で終わりにします^^
何かご相談があればこちらからご連絡くださいね^^お待ちしています。
ドクターRe9 加藤